ヒラメの養殖で最も大切なのは寄生虫予防、クドア・アニサキスの対策です。弊社では地下浸透海水を使用し、寄生虫の侵入を未然に防ぐ生育環境を整備しています。ヒラメに与える生餌も一定時間以上冷凍したものを使用することで、餌からの侵入も予防します。また仕入れる種苗も、何段階にも「ろ過」を重ねた海水で育った定期的な検査をクリアした種苗のみを使用するよう徹底しています。養殖期間中には1ロットに対して決められた数のヒラメにクドアの検査を実施。このような取り組みでクドア・アニサキスが限りなくゼロとなるよう細心の注意を払っております。
種苗生産業者より、体長8cmほどの稚魚を仕入れます。養魚のときは生餌を食べられないため、6ヶ月ほど配合飼料で育てます。
500gほどに成長したヒラメは生餌に切り替えます。餌にはメロウド(小女子の成魚・別名イカナゴ)を与えます。
1kgほどに成長したら成魚として出荷できます。約1年半ほど成育して出荷となります。
活魚・または活け締め・神経締めをして出荷します。地元浜松市場の他、東京豊洲市場に向けて出荷を行なっています。
静岡県西部に位置する浜名湖、南部は遠州灘に通じています。もとは砂州によって境される淡水湖が1498年の大地震と高潮により、砂州が決壊し外海と通じ、汽水湖となりました。汽水湖には海水と淡水の栄養素が集まるため、魚などの生物が非常に豊富です。
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